
国宝 神魂神社本殿
現存する日本最古の大社造り
昭和27年(1952)3月には国宝に指定されました。
棟札の写しによって、現在の本殿は室町時代初期の天正11年(1583年)に再建されたと考えられています。
三間四方の建物は四丈の高さで、出雲大社本殿とは規模を異にします。しかし、床下の高さが高く、柱は太く、棟持ち柱(前後の部分の中央の柱)が側柱よりも外側に飛び出しており、古い大社造りの特徴をよく残しています。一見したところ、白木造りのように見えるが、昔は彩色されていたと言われ、屋根裏あたりにかすかに痕跡が残っています。
「カモス」という読み方は珍しいですが、一説によりますと、神霊の鎮まり坐す所の「神坐所」(かみますどころ)が「カンマス」になり、さらに「カモス」となったと言われています。
神魂神社 拝殿
【所在地】
島根県松江市大庭町563
0852-21-6379
【主祭神】
イザナミノミコト(伊弉冉尊)、合祀 イザナギノミコト(伊弉諾尊)
【アクセス】
JR松江駅より八雲行き一畑バスで20分、「風土記丘入口」下車、かんべの里方面へ徒歩10分。
JR松江駅から一畑バスで34分、終点「大庭車庫」下車すぐ